こうして日曜日は死にました

推しピのプレが分かんないオタク

4年間待った舞台の話(Being at home with Claude~クロードと一緒に~)

「クロードと一緒に」全公演見終わりました。

 

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全公演と言っても凌くんのイーヴだけ全通で、小早川くんはプレのみ観ました。
(横浜全通はまじキツイ)


結論から言うと、4年間イーヴを待ち続けて良かった。
凌くんがまたイーヴを演じてくれたことに感謝しても仕切れない気持ちでいっぱいです。
他の誰でもない、松田凌のイーヴを私は求めてました。
そして、その期待以上の演技を彼は見せてくれました。
私が俳優仲間だったら、あんな演技見せられたら嫉妬で狂っちゃうな。敗北感。

 

他のキャストさんたちは正直残念でした。

噛みすぎ、演技はただの台本読み、早口…。

正直主演をカバーするはずの3人がカバーされてて残念だった。

刑事は噛みすぎて、前楽と大楽でようやくマシに。

毎回同じとこで噛んでたんで、練習お願いします。

筆記者はもうなんというか…。

早口すぎて初日〜3日目は聞き取るのに必死で。

頑張って聞き取ろうとしてるのに聞き取れない。

読み方も「ただ台本読んでます」ってだけで…うーん。残念すぎた。

次ある時は、切実に変更して欲しいです。

本当に残念でした。

(一緒に行った初見の友人が「独白シーンでイーヴが一人にならなければ、途中退出してた」と言っていたので、同意だけしておきました)

 

台詞は間違ってる可能性が高いので、あまり書きたくない…。
今回、客席周辺と外とキャストで集中できないことがありまくりだったので(これは後で書く)台詞覚えることがあまりできなかった。


その前に、
「クロードと一緒に」
4年前このブログに長々と私が想いを吐き出した作品です。


詳しくはこちら

 

nggggg.hatenablog.com

 

まず、私の話を少しさせてください。


4年前、私は地方の実家に住んでいて、この作品を地方から観に行きました。
土曜日のマチソワ2公演のチケットを握りしめて、どんな話なんだろう、どんな演技するんだろう、とそれはそれは最大級のワクワクだった。
だってあらすじが「男娼」「殺人」そして「R15」ってワクワクしないわけがない。その時の私はそれだけ思って行ってた。
感想、一言で言うなら頭はパンク。

話の内容が分からない、理解できない、難しいし理解できないのに泣いてしまう。主人公のイーヴの気持ちが分かりたいのに分からない。理解できなくて苦しい、涙が出てくる。


ソワレを見終わってまず頭の中は公演のことが離れられなくて、ひたすら台詞が飛び交う。あの空間が忘れられなくて、何も手がつかず。
月曜日の仕事中もずっと頭の中はこの作品でいっぱいだった。
千秋楽は木曜日で平日の昼なので、行けないこともないけど、地方住みなのでそんな1ヶ月に何度も東京には行けなかった(自分のルールとして、制限をつけるために1ヶ月に1回と決めてました)
ましてや土日行ってまた木曜日行くなんてありえない〜〜!!!って感じだったので、ずっと考えてました。
でも、火曜日、水曜日と大楽が近づくにつれ

「今後公演することがないかもしれない」「二度とやらないかもしれない」「やったとしても凌くんじゃないかもしれない」

と思いながら、自分に都合のいい理由をつけて「じゃあ、1500円のバスの予約が残っていたら行こう」と決めて、バスの予約をチェック。


1500円 空席1


神様っているんだなぁと思いました。
1500円の往復のバスを予約して、チケットは当日券狙って行こうと。

これで取れなくてもそれはそれで運だと思いながらも、一応チケット譲ってくれる人を探してみました。


いました。


本当に神様っているんだなってこの時思いました。本当に。
それから朝イチのバスで東京へ行き、大楽を見たけど、結局いまいちイーヴの気持ちはよくは分からなかった。
それより、もっと観に行けば良かったと大後悔。
3回じゃ足りない、もっと観ておけば良かった、と。
舞台ってこういうところが怖いなって思います。

つまらなかったらふーんで終わるけど、大楽が最初で最後なら面白かったらもう増やせないもんね。
本当に怖いです。


そんなモヤモヤを抱えたまま、いつか行われる公演は「全通したいな」という気持ちが広がり、結果翌年に上京。
これだけのために上京しました。本当に。もうそれ以外は何もなかった。

まぁ、田舎すぎて出たいとは思っていたけど、でもきっかけは間違いなくこの作品。人の行動は怖いね。


上京して5ヶ月後の2016年7月には朗読劇という形でこの作品が公演されたけど、私は好きじゃなかった。
シンバルの音はうるさいし、やっぱり朗読だけじゃこの作品の良さは伝わりきれないと思った(全通したけど)


それから待ちました。ひたすら待ちました。
2018年2月14日だったかな、確か。確かバレンタインデーだった気がする。覚えてないけど。

2017年のクリスマス?忘れたけど、何か特別な日だったと思う。
再再演のチラシをTwitterにあげてる人がいた。
公式からは何もない。決定しましたとか何もない。
ただ何かの舞台のチラシに挟まってたのを誰かがTwitterにあげて、それをフォロワーさんが見て、私に連絡が来た。
ばーかみたいに泣いた。
もしかしたら50年後にやるかもしれない、もしくは二度とやらないかもって思ってたので、本当に嬉しかった。キャストは誰でもいいと思いながらも、凌くんがこの役を手放すわけないとも思ってた。
キャスト発表されたのはつい最近だったと思う。イーヴは初演と同じくWキャスト。
凌くんの名前があった。
嬉しくてトイレでひっそりと泣いた。
でも会場が横浜赤レンガだったので、会社からは到底開場時間に間に合わないなぁ、と思ったら、


会社辞めよう


と決断してました。
丁度上司からパワハラも受けてて、辞めたいと思っていたので、いい機会だ辞めちまえと辞めました。

ってことで、完全なる何もない姿で気兼ねなく横浜に通うことにしたんですけど、交通費が10日間で2万オーバーで笑ってしまった。
遠いよ。

 

後、イーヴ大好きマンなのでブリーチして金髪にもした。

カラー入れてしまったので、金髪では行ってなかったけど。

 

この作品が間違いなく私の人生に影響与えまくってる…!!

こういう作品に出会えて良かったー!

愛してるバンザーイ!


初日は小早川くんのプレの方が先だったので、小早川くんから見た。
4年前と同じようなセッティングで、同じような台詞だった。
懐かしいなぁと思いながら、彼のイーヴは私の知ってるイーヴとは全然違った。

髭が生えていて、大人なイーヴだと思った。

それはそれで良き。
椅子に座った時に服が上がって背中が見える時に、お尻と背中の間にタトゥーがあって、あ〜〜〜エロい!
大人なイーヴ、エロいわ〜〜〜〜ってなってしまった。
小さな机が2つあって、本が置いてあってその本を開いてはパラパラ読んで投げたり、机の上にあった紙をグシャグシャにしたりと、凄く不安定なイーヴを表していた。
新鮮なイーヴでした。


2日目
待ちに待った凌くんのイーヴのプレ。
小早川くんとどう違うんだろうと胸を躍らせながら見た。


見終わって思ったことは、何も考えてなかった。



始まる前まで「小早川くんと同じ台詞なのにどういう感じのイーヴになるんだろうな」と軽い感じで考えていたけど、そもそも根本的に何もかもが違った。
演出家が違うので、何もかもが違う。


大きく違うとするなら、最後の40分間のイーヴの独白シーン。
小早川くんは4年前の凌くんと同じでステージにいる刑事に向かって独白する。
でも凌くんは違った。


私たちが刑事だった。
客席全員が刑事だった。


本来の刑事役の役者さんは出て行ってしまって、ステージにイーヴ、そして客席にいる私たちしかいない。
ステージの中心に座っているイーヴは静かにつぶやき始める。


「僕は」


「ラリってなんかいない」


「もっと悪い」


「僕は」


「愛してたんだ」


独白の台詞を全て私たちにぶつける。
圧巻過ぎて、泣いた。
軽く聞こえるかもしれないけど、本当に泣いてしまった。
圧巻、恐怖、涙が止まらなかった。

ひたすら怖くて泣く。

彼が怖くて怖くて。


刑事と話をしていた時は一切客席と目線を合わせなかったのに、私たちが刑事になった途端、彼は客席一人一人に目を合わせるようになる。
それが怖くて仕方なかった。
もう怖すぎて目線逸らそうとしたけど、逸らせなかった。
逸らしたら負けだと思ってた。


「あんたらが飽きたか、ギィの紙がなくなったら言ってよ、やめるから」


「あんたら」って、複数形で言うってことは私たちが刑事ってことなんです。
もうこれ聞いて、大泣きした。
確実に私たちが刑事なんだって。


壇上から降りて、私たちに必死に説明する。


「信じてなくてもいい、ただ理解してほしい」


上手く言える言葉が見つからなくて、もどかしい気持ちになるイーヴに、理解してあげられなくてごめんねって思いながら見てた。
本当にごめんね。


「彼の目をそっと閉じた。父親にはしてあげられなかった。彼が死んだ時、僕はそこにはいなかったから。母親にもしてあげられなかった。彼女は一人で死んだんだ」


「姉さんのことを考えた。警察に電話しなくちゃって」

「考えたことと言えば………腐っちゃうって」


「もうやめるよ」

 

ゆっくりと暗転してから、少し薄暗くなって、ステージにいるイーヴが見える。

ゆっくり立ち上がって、机の上に判事の部屋の鍵を置く。

それから階段をゆっくり降りて行って、退場。

また暗転。


ステージが明るくなって、最初の時のような人々の声が聞こえる。


カーテンコールで出演者は誰一人として出てこなかった。
「本日の公演は全て終了しました」というアナウンスが流れて、ようやくみんな終わったのだと知って拍手をする。
最後まで誰も出てこなかった。
私たちが刑事だから出てこないのかと思った。
私たちがイーヴが嫌いな刑事だから。


そんなプレが終わって、なんて舞台を全通してしまうことにしたんだろうという恐怖。
そして、4年間でここまでの演技ができるようになった凌くんにも恐怖。
言葉ではうまく伝えられないけど、本当に本当に凄いとしか言えなかった。


好きな台詞つらつらと(間違ってる可能性大なので、こんな感じ〜という緩い目で見てほしい)※思い出したら随時更新


「どうしてだと思う?どうして7月初めの夜中に山にわざわざいくんだろうね?」

「いいからさっさと要点を言え」

「いいセックスがしたいからに決まってんだろ。どうだ、要点が分かってハッピーか」


「寝た、起きた、ベッドへ行った、また寝た、起きた」


「彼女は他のメンバーと一緒にフルタイムで働いていた」

「彼の…なんだって?」

「彼女?」

「嘘だ。僕を騙すために言ってんだろ」

「おいおい、しっかりしてくれよ。彼はこの街で初めてガールフレンドができた男じゃなーい」


「頻繁に会ってたのか」

「日記読んだんだから、知ってんだろ」

「黙れ!お前は俺の質問に答えるだけでいいんだ。頻繁に会ってたのか」

「はい」

「喧嘩でもしたのか」

「ない!」

「じゃあ何だ!どうして彼のことを殺したんだ!」

「彼が広場にいると思ったから」

「彼が広場でお前を探すことがあったのか?」

「ない!」


「あんたは同じことを何回も聞いて、僕は同じことを何回も答える。何も音はしませんでした!ジェット機の音も爆弾の音も軍事パレードの音も、路上で手榴弾を見つけることもありませんでした!」


「何時に帰ってきた?」

「5時半、いや6時だったかも」

「その時は酷く疲れてたんだろうな」

「いいや。でも酷い頭痛がした」


「まっすぐ帰ってきたのか?」

「まっすぐ?それどう言う意味?」

「飯に寄ったとか」

 

「いや、腹減ってなかったから」

「何で帰ってきたんだ?」

「歩いて」

「お前の客は車で送ってくれなかったのか?初めての客だったのか?」

「いや、彼のスタイルじゃないだけ。彼はイッた後すぐ恥じるんだ。顔を真っ赤にして。酔ってる時は特に」


「眩しくて眠れなかった。俺、カーテン嫌いなんだ。だから3階に住んでる、前も後ろも見られないから」


「年齢なんて関係ない。男娼は生き方なんだ。何も怖いものなんてないよっていう作り笑い。例え眉までうんこに浸かっても平気な作り笑い。それが上手くできた時は、毛皮の床に寝っ転がってアレを見せる。上手くいかなかった時は、夜中にこっそり抜け出して、腕時計を持ち出す。彼の金額より僕の奉仕が上だと感じたらね」


「木のような彼がイッたのを感じた」

 

この「木のような彼が〜」は刺した後木のように動かなくなったクロードのことかなって思ってます。

つまり、刺されて死んだ後にクロードはイッた。

イーヴが「どんなやつでもイく姿は美しい」みたいな台詞があるんですけど、クロードが死ぬと同時にイッたのは最大に「彼は美しかった」んだと思う。


「未来が見えた」
その未来は、仕事に行っている自分と、友達と言い争いをしている彼。

そんな光景を見て、この関係が続くとは思わなかった。
やっぱり、イーヴは未来のことを考えた時、自分とクロードが一緒にいられるとは思わなかったのかもしれない。
クロードが友だちよりイーヴを選んでくれた時、ようやく本当の「幸せ」が見えたけど、冷静に考えて二人がこのまま一緒にいて、いつか別れる時が来るのが怖かったのかもしれない。
その日が来た時、クロードは泣いてしまうかもしれない。
それが嫌で殺してしまったのかと私は思ってます。


男娼として生きる自分、セックス無しでは生きられない自分が、彼と一生一緒にいることはできないと悟ったのかもしれない。


イーヴはクロードから本物の愛を知ったけど、他人から離れることはできなかった。
人と関わりたくないのに、関わるためには「ケツの穴」で他人と繋がるしかないイーヴは、それしか生き方がない。


なんて悲しい話なんだろうって今更思った。
お互い愛し合っているのに、それだけでは一緒になれなかった。


「電気を消したいけど、あなたをもっと見たいから、ロウソクの灯りもつけたままでいい?」ってクロードに言うところ。
電気を消そうとする仕草をしながら、斜め向こうにクロードを思い描く。
その時、視線は客席にあって、目が合ったんだけど、凄く優しい顔だった。
イーヴはクロードにこういう顔をしていたんだと実感した。

ここが本当に可愛くて〜〜〜〜も〜〜〜〜。


他のシーンもそう。
基本刑事と話をする時は、怒っているかイラついているかなのに、クロードとの思い出を話す時のイーヴは幸せそうだった。


眠れない時に読んだ本の話をするイーヴ。
「友だちに借りたんだ」その友だちはクロードのことだって、イーヴの顔ですぐ分かった。


クロードが本を読み聞かせてくれた時の話をするイーヴもそう。
幸せそうで、凄く目が優しい。

本当にイーヴはクロードと一緒にいることが幸せで仕方なかったんだなと思いました。


反対に、独白前にイーヴが全てはなしおわったとき、刑事が「終わったか?次は俺の番だ」と言って、イーヴがラリってクロードを殺したと考えた話をする。
最初、話し終えたばかりのイーヴは意識があって少し生き生きした目をしていたのに、刑事が「お前が正気を失っていたと俺は考える」と言った途端、目が曇っていく。
漫画で表すと、それこそ目が死んでいくような。
そこが素晴らしかった。

無表情の中でもあんなにすぐ目が死んでいくのは本当に凄かった。
あからさまに目が死んでいく。
「こいつは本当に何も分かってくれない」と刑事に失望するような目に。


死んだ目の流れで言うと、冒頭で言った愚痴なんですけど、思いつくだけ周辺にいた人たち。


・関係者らしきスーツ姿の男性が3分に1回動くから、スーツの擦れる音がずっとする
・女の人が服の上からボリボリ5〜7回掻くから、音がする
・鞄を膝の上に置いているせいで、鞄の金具の音を定期的に鳴らす人
・ずっと電子機器を出しているので、光り続けるライト、そしてずっと何かを言っている独り言、そして走り書きのような筆の走る音(この女は二度と舞台観劇するな)
・マスクをしているせいで、息が荒い人


出て行けーーー!!!出て行けと言っているんだーー!!!(cv.イーヴ)全員二度と来るなーーー!!!!って感じだったんですけど、何より電子機器出してたあの人はもう抹消してください本当。
演者たちが完全に見ていて気付いてたのが、もう…。
近くにいた人たちがハズレすぎて、途中の公演は死んでたんですけど、前楽と大楽は最高だったんで、もう最高です!
前楽と大楽の周辺の人有難う!有難う!


で、赤レンガの愚痴も…(本当申し訳ないけど言わせてください)


・外で毎回フェスが行われていて、前楽と大楽はドイツフェスをしていて、その音楽がダダ漏れ
・汽笛が鳴りすぎて、イーヴがアドリブでキレる
・どの駅からも遠い
・どの日も人が多い


本音を言えば、こんなに遠くて交通の便が最悪でただでさえイライラするのに、外の音だだ漏れでいいところなしなんですよ。 
何でやった…?
次やるとしたらみんな大好きシアタートラムに戻してほしい。切実に。 
サイド席は全部パイプ椅子だし、アイアより酷かった。

 

腹立つことは置いておいて。

もう今更言っても仕方ないので。

でも悲しいから書いちゃう。

 

最後、イーヴが出て行く時、3公演目くらいから、凌くんが酷く泣くんです。

4年前の時もそうだけど、死んじゃうくらい泣いてた、それが悲しくて悲しくて。

前楽でも出て行って、扉閉めて、出て行ったはずなのに凌くんの嗚咽がずっと聞こえてて辛かった。

イーヴが彼の名前を聞くのが嫌だったのは、彼のことを思い出してしまうからだったのかもしれない。

彼のこと、彼との思い出、幸せな思い出を話すと、彼を殺してしまった現実と向き合わないといけない。

 

イーヴがクロードを殺したことを後悔しているかどうか考えた時、きっと後悔してないんだろうなぁ、と思う。

イーヴが見た未来を、現実を見ることがないようにしたんだから。

 

大楽のカーテンコール、ようやく凌くんのイーヴが出てきてくれてわんわん泣いてしまった。
今まで一回も出ないから、大楽もそのスタンスを貫くと思ったら、普通に出てきたーー(笑)
いや、いいんだけども!嬉しいんだけども!

ようやく拍手ができて幸せだった。

あんなに素晴らしい演技してるのに、それを伝えられないのが悲しかった。

 

カーテンコール最後に、赤いジャンパー着てくれて、更に泣いてしまった。

再演の時に赤いジャンパーで最後終わるところが好きだったのに、小早川くんの時には存在すら出てこないし、凌くんの時はあまり触れられないし…。

久々に赤いジャンパー着るイーヴが見れて良かったなぁ。

 

奥に去った後、最後の最後に客席に向けた彼の笑顔が美しくて涙が出た(あ、ダメだ、今思い出しても泣けちゃう)


ずっと苦しい顔をしてきた彼が最後の最後に見せてくれた最高の笑顔だった。
凌くんは「やりきった」って顔をしていた。

眩しかった。眩しすぎた。
なんていうか、微笑み、心の底から幸せそうな綺麗な笑顔だった。


これを見て、待ち続けて良かったと思った。

好きでい続けれて良かった。

4年前この作品に出会えて良かった。


4年前に消化できなかったイーヴの気持ちのモヤモヤがようやく少しだけど解消できて良かった。


美しい物語を有難う。

この作品に出会わせてくれたことを心から感謝したいです。

 

そして、凌くん。

またイーヴを愛してくれて有難う。

凌くんの今出せる力を全部出してくれて有難う。

イーヴが凌くんで幸せでした。


この作品が、4年前の私のように誰かの心に残る作品になれば、幸せです。


また会う日まで。
大好きです、ずっと大好きです。

 

彼を愛してる。


有難うございました。
お疲れ様でした。

平成最後の舞台が、4年間待った舞台で締められるの、最高すぎませんか?

平成に生まれてきて良かった。


最大級の愛を込めて。


Being at home with Claude~クロードと一緒に~

Blanc
2019.4.18〜2019.04.29 終幕

 

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